カテゴリー別アーカイブ: - らんぷの会

家族の会(毎月第2土曜日)

患者様のご家族がお互いの気持ちや経験を語りあう場所。

家族の会は今年で6年目になります。

親、きょうだい、親戚・・・

ご本人だけでなく、ご家族もまた苦悩を抱えています。

今回は、継続して通われているお父さんの声を紹介します。

子どもが問題だとずっと思っていました。

でも先生からの一言で見方が一変しました。

「こんなことを続けていたらお父さん、あなたがうつ病になりますよ」

それからはここで自分を振り返るのがライフワークとなりました。

子どもの症状はもうほとんど治っています。

それでもまだ、子どもの言動に揺れ動いてしまう自分がいます。

もうしばらくこの場所が必要なのだと思います。

皆さんの話を聞かせてもらい、自身を振り返りながらいつも思うことは、

「ぜひとも続けて参加してもらいたい」ということです。

<家族会での上村神一郎医師>

カテゴリー: - らんぷの会, 未分類

3月のらんぷの会は

今日から3月ですね。

ようやく春が訪れるかと思いきや、外は冷たい雨がサアサアと。ぽかぽか陽気をのんびり散歩する日が待ち遠しいです。

さて、今月のらんぷの会は、基本に戻って「精神疾患について」です。

最近、テレビ等でよく取り上げられる、うつ病、摂食障害、適応障害について、3名の医師にお話していただきます。メディアでは、一般的または特異的な情報ばかりが強調されますが、実際には個人差が大きく、悩みや生活上の困難も人それぞれです。

医療場面における精神疾患の様相について、正しい知識を学びましょう。

カテゴリー: - らんぷの会

らんぷの会 予定変更のお知らせ

誠に勝手ながら、2月のらんぷの会の予定を変更させて頂きます。

岡田医師の会が中止となり、25日(金)の予定が繰り上げになりますので、ご注意ください。

2月18日(金) カウンセラーとの関係について 担当:佐々木(臨床心理士)

2月25日(金) お休み

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願い致します。

カテゴリー: - らんぷの会

2月のらんぷの会は

本日より、2月のらんぷの会が始まります。

今月のテーマは“治療者との関係”です。

医師との相性や信頼関係は、精神科医療ではとくに重要な意味があると言われます。医師との関係について、カウンセラーとの関係について、そして診察とカウンセリングとの違いについて、お話します。

らんぷの会は毎週金曜日15:45~16:30に、当院1階デイケア室にて開催しています。当院の診察券をお持ちの方、または入院中の患者様のご家族は無料となりますので、ぜひご参加下さい。

詳細は当院ホームページ「家族の会・らんぷの会」をご覧ください。

http://www.kujira-hp.jp/meet

カテゴリー: - らんぷの会

医師の名言2

「軽いうつ状態が正常なのだ

楽しくてしょうがない毎日なんてない

お祭りや同窓会などの軽躁状態がたまにあるから

人生を楽しむことができるのである」

(橋本先生@らんぷの会「希望を見つけるために」)

カテゴリー: - らんぷの会

医師の名言1

「『頑張れ!』に当てはまる英語はない

しいて訳すとすれば、Good Luck ! であろうか

頑張る人は、あきらめていないのである」

(岡田医師@らんぷの会「希望を見つけるために」より)

カテゴリー: - らんぷの会

らんぷの会 11月第3回「こだわりと自尊心」

11月19日のらんぷの会は、佐々木臨床心理士による「こだわりと自尊心」でした。

自分で書くのも変な感じですが、お話の一部をご紹介します。

 *****************************************************************
こだわりには、結果としてポジティブなものとネガティブなものがあると思います。

ポジティブなこだわりは、時間がいくらあっても足りないくらい夢中になれるもので、
時間があればいつでもそれをしたいと思うようなものです。
ネガティブなこだわりは、それをやっていないと時間をつぶせないもので、
本当はやめたいのに、それをしていないとどうしてよいかわからなくなるようなものです。

携帯電話、インターネット、家電、交通機関などなど、
最近は多くの便利なものが出回っていて、
その代わりに私たちは、多くの自由時間を手に入れています。
例えば、今まで半日かけていた買い物が、1分でできてしまいます。

その分、プライベートが充実したかといえばそうでもなくて、
空いた時間に他の仕事をしようとするから、かえって忙しくなっているように思います。
東京駅構内にじっと突っ立っていると、社会の流れの速さがわかります。
その中でマイペースでいることがどれだけ難しいことか。
自分も歩幅をあわせないといけない気がしてくるから不思議です。

自尊心とは自己肯定感とも類似した言葉で、
「自分はここにいていいんだ」と自分の存在を肯定する(尊重する)ことを言います。
東京駅構内で周囲に流されそうになりつつもマイペースでいられるためには、
「私はここに立っていていいんだ」と思える自尊心や自己肯定感が必要なのではないかと思います。

ポジティブなこだわりはそんな自分が好きだったりします。
ネガティブなこだわりはそんな自分が嫌いだったり、早くやめたいと思っていたりするでしょう。

こだわりの背景には、自尊心(自己肯定感)の問題があって、
でもそれは、個人的要因だけではないような気がします。

****************************************************************
初めての会ということで、緊張しました(^。^;A

自尊心を高めると言っても、文化的基準が変わればその内容も違うのではないか?
自分ひとりで自尊心を高める方法はあるのか?
などなど、様々な質問をしていただきありがとうございました。

これからも登場しますので、
ぜひ、このようなプチ議論ができればいいなと思っています。

次回は、小鯛栄養士です。
お楽しみに。

カテゴリー: - らんぷの会

らんぷの会 11月第2回「様々なこだわり」

11月12日のらんぷの会は、岡田先生による「様々なこだわり」でした。

お話の一部をご紹介します。

****************************************************************

こだわりが0というのは、拠り所のない世界です。
「どうでもいいや」「成り行き任せ、人任せ」「自分がない世界」

一方、こだわりが100というのは、全く自由のない病気の世界で、
ほどよくが大事です。

4つのこだわりがあります。
○対象にこだわる
モノにこだわるのは、それにこころが開かれている、関心があるということです。
例えば、星座が好きな人は神話を好み、神話は心理学やイメージにつながるように、
健康なこだわりは「趣味」、「探究心」、「健康なオタク」と言えます。
でも、趣味→オタク→マニア→道楽ものとなって、
柔軟性、応用力、適応力が低下すると実生活が窮屈になってしまいます。

○時間にこだわる
時間にこだわるのは約束を守れるということであり、信頼関係につながります。
信頼関係があれば多少遅れても待てますが(遅くなると不安になる)、
それがない時には怒ります。

○場所にこだわる
サラリーマンは普通、電車の時間や車両が決まっているものですし、
学校でも会社でも急に席が自由になったら不安になります。
位置というのはアイデンティティそのものであって、
例えば何カ月も学校に行けなくても、席があるんだよということが大事です。

○人にこだわる
「嫌い」というのは心が意識している反応で、無関心であれば何も感じません。
「気になる関係」から「対等な関係」へ、
そして「上下の関係(学び、教えられ、両者が成長する)」へと発展していきます。
好きと嫌いは重なり合っているもので、嫌いは好きの始まりかもしれません。

健康なのはLove feeling(愛情)につながる対等な関係であり、
それがわからず追いかけていくと対人依存、ストーカー、無理心中などに、
向かってしまうかもしれません。

****************************************************************

物、時間、場所、人と、こだわる対象もいろいろあるのですね。
最後には、師弟関係「上下関係だけれども互いに成長し合う関係」の大切さを、
強調されていました。

さて、次回はいよい私の番です。
いやはや、どうなることやら。。。

カテゴリー: - らんぷの会

らんぷの会 11月第1回「こだわりの背景にあるもの」

11月5日のらんぷの会は、橋本先生による「こだわりと強迫について」でした。

お話の一部をご紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「シェフのこだわりの一品」、「こだわりの温泉宿」などとも言うし、
「あいつはこだわりが強い奴だ」とも言います。
ですから、こだわりは良いのか悪いのかは、はっきりとは分けることはできません。 

 

精神医学では強迫といい、強迫性障害とか強迫性人格障害、
強迫性格などという言葉を使用します。
この時の強迫や恐怖というのは、
頭ではおかしいと思っているのに考えずにはいられない状態を言い、
次のように様々な種類があります。 

 

不潔恐怖:汚染することを怖れる。
確認恐怖:鍵のかけ忘れなどを怖れる。
加害恐怖:誰か轢いたんじゃないかと思って、車を降りて確認してしまう。
被害恐怖:誰かに襲われるんじゃないかと思って、外へ出られなくなる。
縁起恐怖:験を担ぐ。勝った時に来ていた服を着るとか、お参りに行くなど。
不完全恐怖:完全であることを目指すあまり、細部にこだわって物事を達成できない。
保存強迫:何にも捨てられない。蒐集癖。

 

実は、多かれ少なかれ、結構当てはまってしまう人も多いのです。
とても律儀で義務感が強い人と言えば、結構いますよね。
こだわりがエスカレートすると抑うつ状態になりやすいので、
そういうところに気をつければよいのだと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こだわりへのアドバイスとして、
「なるべくこだわらずに適当にやること」なんて書いてある本もありました。
それができないから困っているんですよねぇと、
いつもながらユーモアをまじえたお話しでした。

 次回は、岡田先生です。お楽しみに。

カテゴリー: - らんぷの会

らんぷの会 10月第3回「なぜ不安になるのか③」

10月22日のらんぷの会は、岡田先生による「なぜ不安になるのか③」でした。
今月「不安の」テーマで岡田先生が話されるのは二回目です。

お話の一部をご紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
心が未来に向かった時、不安という感情が起きます。
不安は誰もが感じるもので、不安を感じるからと言って必ずしも病気ではなく、
程度によって判断します。
 
「不安神経症」は不安に襲われて何も手につかなくなる病気です、
「何かおこるのではないか」「地震がきたらどうしよう」など、
予期不安に飲み込まれてしまうのです。
 
では、なぜそんなに強い不安を感じてしまうのでしょうか?
 
真面目な人は物事に全力で取り組みます。
結果がうまくいけばいいのですが、失敗してしまった時、苦悩が生じます。
すると、次から「失敗したらどうしよう?」「完璧にやらなければ」という
葛藤が始まり、不安感に影響を受けやすくなるのです。
 
また、体調不良や、疲労がたまっていると、
自分の体や心の微調整がつきにくく、不安感に敏感になってしまいます。
 
不安は生命現象の一部なので、どんなに注意しても避けることはできません。
不安とは極めて生理的な環境であり、程度の問題なので、
飲み込まれない耐性づくりが必要になってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次回は「不安とのつきあいかた」です。
 
お楽しみに。
 
~~
カテゴリー: - らんぷの会
ページの先頭へ