老人性うつ | 医療法人 青峰会 くじらホスピタル

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こころの病気について

老人性うつ

働く高齢者が増えると同時に高齢者が受けるストレスも増えています。身体的疲労や家族との別居、配偶者との死別といった環境の変化をきっかけとして高齢者が「老人性うつ」になる場合があります。この病気の特徴としては、若々しく活動的だった方が何かをきっかけに激変することです。認知症と間違えられたり、性格の変化と思われたり。また、頭痛など身体のあちこちに痛みなどの身体症状が現れるため、内科や外科などを転々とすることもあります。食欲や意欲の低下、不眠、憂うつ気分、不安感なども現れます。「老人性うつ」のこうした症状は放置すると寝たきりにつながり、さらに悪循環を生じさせます。若い方以上に早期発見が重要ですが「老人性うつ」と認知症の鑑別は医師でも難しい場合があり、豊富な臨床経験が要求されます。
高齢であることに配慮した薬物治療とともに明るい環境での入院生活、アート療法などを併用し、本人が持つ力を引き出して快方に向かわせる治療が大切です。

治療について

診察

高齢になってから発症する老人性うつ病は、ほかの病気や衰えとの関係もあり、専門家でも診断が難しい病気です。まずは専門医が患者様の心身の健康状態を正確に把握して診察し、慎重に診断します。

薬について

同じ薬を処方しても若年者と高齢の患者様では、体内での作用・副作用が違います。抗うつ剤の処方も、患者様の体格・健康状態、その他の心身の病気などに応じた微調整をしながら行います。

ご家族のケア、相談

認知症やアルツハイマーといったほかの病気と間違われやすいため、周囲も気づきにくい病気です。持病や日ごろから不調傾向があれば特にわかりにくいもの。体調は変わらないはずなのに、元気がない、沈み込むといった様子が見られたら受診してみましょう。

各種療法

アートセラピー、音楽療法などの集団療法は、体力や体調に問題なければ参加できるとよいでしょう。心地よい刺激に触れることで脳がいきいきと活性化します。こころを柔軟にし、回復力をつけることは年齢に関係なく可能です。

主なこころの病気

うつ病 心的外傷後ストレス障害(PTSD) 摂食障害
適応障害 依存症 児童思春期の問題行動
人格障害 子育て不安・虐待 老人性うつ
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